2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
――ただ一つ、理不尽な“被害者”を出さないということのみです。 紅砂「だから君らに力を得るチャンスを与え、知恵を与える、選べと」 遠く音もなく飛来する、緑色のムササビのような生き物 紅砂「それは外敵を排除することでもあるし逆らえということでもある…
かんかんかん、 紅砂「昼の照明の中に異形にとって苦痛な成分があると推測され、それは夜間 照明を待つまでもなく夕刻の時点でなくなっているとも見られる」 ―― 「ユキヤは、それがなにかは言えませんが必要不可欠な人材でした。それで 長年の寿命調整が行わ…
行人「(←聞き返そうとしたら回線切られた)紅砂、半端すぎます・・・」 木田「っつーか、盗聴チェックくらいはしてるがいいのか? せっかく厳重に 隠してたらしいのにこんな堂々と喋っちゃって、一般回線だろこれ」 行人「紅砂は行動に気付かれても直接の証…
『・・雪也は、、はい、僕の縁者です。それ以上は、すみません』 紅砂「なるほど、言えないじゃなくて言わないか。いやいい、問題ない」 『意思というより遺志というか、亡くなってます。でもなんだろう?』 紅砂「忘れたのか知らないかの見当はつくか?」 …
木田「ところで前から聞きたかったんだが、紅砂の口調ってあれなんでだ?」 朗花「なんでもなにも、お会いした時からですけど・・・」 木田「って、お前の頃からそうか; いや前はわりとフツー、というほどでも ないが女言葉で喋ってたんだよな。なんか固く…
すとん、と女が一人待合室の隣に座る。 ――そのまま前を向いていていただけます? 紅砂「・・・なにごとですか?」 ――声に出されずとも聞こえます、親衛隊第2部隊の者です。“敵”ならずとも 身内にも知られたくないとのことで代理で参りました。 紅砂(誰が誰…
紅砂「さっき病院シティに着いたとこだ、全身スキャンしたらすぐに帰る」 『・・毒が見付かないとよろしい、、というわけでもありませんね』 紅砂「単に我々の技術が追いついてないだけという可能性があるからなぁ」 『それと、警戒のしようもありませんがお…
――その日、どこかから現れた黒みの勝る巨人に、巨大なエイのような赤い 異形が切り裂かれた。その都市の空が赤くなったのはおよそ3年前。 どうもその頃からいたのではないのかと囁かれる、被害報告は存在しない。 颯爽とした巨人は美しかったが歓声はなかっ…
行人「・・・ん、」 朗花「あ、起きられました? ちょうど良かった、でも起きないで下さいね」 行人「傷は、」 朗花「残念ながら少し開きましたがまあ問題はないでしょう、痛み止め減らし ますから苦痛があるようならおっしゃって、(袖を掴まれる)」 ふぅ…
【なんか知らんがこないだのトップの仕業だそーで、犯行声明も出たようだ。 中央軍から詳細貰っておいてくれ、帰ったら読む。行人は縛りつけておいて、 なんなら「来たら撃つ」と伝えてくれていい。】 木田「端的っつーかなんつーか、無事かどうかがわからん…
紅砂「船への報告はこんなものでいいか?」 月子「そうだね、起こったことだけ書いたほうがいいかも。円月出来たー?」 円月「ですから私は念写なんて出来ないと・・・っ(半泣き)」 里音「ピンクのカバは写ってる、なにこれ」 紅砂「確か異能集団の情報局…
行人(“跳ぶ”ところ見られたし、傷、いた・・・紅砂、、母さま) ―― 彦乃「もーやだ、なんでいつもいつも・・・っ」 朗花「肉体的なターゲットにされてない分だけよしとしましょうよ。ほら、 水、あ、木田さん、スミマセン」 木田「んにゃ、アンタまでパニク…
紅砂「さっきのは?」 黒 「白とかブランカとか呼ばれてる、本来のここの担当だから呼んだ」 紅砂「≪敵意を持たない異形≫? 黒い巨人との関係は、」 黒 「・・・黒い?」 紅砂「いつも助けてくれる巨人はもうちょっと白みが勝ってる、あ」 黒 「そうだ、さっ…
「もー、やだー、いてぇ、こっちの身体脆い...orz」 紅砂「今のは? どこだここは? 音が聞こえないってことは、」 「(口塞ぐ)常に果敢なのはいいけどもうちょっと勘弁・・・」 紅砂「(引き剥がす)誰だ、あんた?」 「それが最初だよなぁ、普通。つーか…
ミシ・・・ッ 紅砂「?」 円月「どうしましたか、紅砂」 里音「あれー、なんか傾いでる?」 円月「・・・まさか通路に仕掛けるヤツがいるなんて、今確認を、」 月子「ちょっ、なんで巨人?!」 巨人の手の平が向けられると里音、月子、円月が光に包まれる 紅…
木田「てか、なんで移民のお前さんが詳しい??」 朗花「あー、医療関係者の括りになるので、かな? なんででしょう」 彦乃「オレら、たまにわけのわかんない知識あるんですよね、それを修得した 時の記憶がむしろ抜けてるって言うべきなのかもしれないケド…
木田「それで、行人の親衛隊権限取り上げるって話どうなった?」 『駄目です、一時停止はさすがに分捕りましたが、裁判までの条件付き』 木田「だって当人もいらんって言ってんだろ、むしろそれで今回狙われたって 言ってもいいし。今後同じことが起こる可能…
基本的に≪黒芒楼≫の終焉と崩壊と、あと、良守がほとんど無意識で作り出してしまった“絶界”の解除、あー、ここで時音ちゃんの結界抜けの技が出てくるのかー、そっかー(確か原作ではこの場にいなかったんじゃなかったってどっかで説明があった気がする)(じ…
確かに正直この子が女の子だったら、軽く「好きなキャラクタ」の中に滑り込んでいるような気がしなくもないでもないのですが(『結界師』って全体的になんとなく外してるよね、なにからっていうか典型的パターン?)、よく考えたら少年誌でダブル・ヒロイン…
てかこう、カグロさんの言ってる意味がわからないとまで言いませんが。 お兄ちゃんとちょっとわだかまりがあって(でも優しいぞ)、お隣と確執がある(でも良守くんはそれをむしろなんか違うと思ってるし)(時音ちゃん以前に、特に争う必要とか感じてなさそ…
んー、アイヒさんの昔話そのものは結構面白かったと思うんですが、なんとなくこの状況下で語られる意味が不明というか、そういう居心地の悪さはあったように思います。 白い人とマッドサイエンティストの話はすげぇ良かったんですけどね、その分。 とはいえ…
なんという戦うヒロイン思考、というのが正直なところです、ちょっと力が弱くて守られてばっかりだから不満なんだよね、とか聞きだしてみたくないでもありませんが、あれを女の子がやると二股主人公になってしまいかねないので、男の子なのは仕方ないのかも…
正直こう、“悪魔”の考えてることがわかんなくてそっちのほうがよほどどきどきとしたというか、死ぬまで悩ませて魂を美味しく頂こう、という腹なのはわかりましたが、やっぱり曲がりなりにも情めいたものはあるんでしょうか。 どっちかというとマッドサイエン…
良守は偶然に、黒芒楼の城の主である姫の寝室の前を通り掛り。 まあ、当人が弱ってるからか邪気がもともとないからか、生命維持装置につながれた彼女を囚われているものと認識、姫も姫で、ある種人間としては異様なほどに純粋な良守を気に入ってしまったのか…
あ、全52話ということでもう一部地域では終了してるんですね(関東は一ヶ月遅れ、だったかな?)、そうなるとそっか、黒芒楼篇が終わると概ね終了かな? 原作では時音ちゃんがついてきたわけではないらしいですが、アニメ版では良守が浚われた直後に気付き…
ちゅうか、右近さんが嫌なヤツーと思うのは敵味方関係ないんですね、大人しく振舞っているんですが本質が滲み出るということなのか、んー、でも、強さ自慢なら前に最初に出てきた牛さんもやってたし、ある程度、上に媚びなきゃなんないというのも、変な虫を…
前話で意味ありげに良守を付けてきた少年三人組(良守くんと同年、一つ上、一つ下)は、なんか案外と弱腰というか、興味が先に立っているというか。狐目の少年はやっぱりあれですね、志々尾くんのことが一番気になっているのか、ちょっと喧嘩腰ですが。 とこ…
そっかー、≪夜行≫の人たちは概ね男が良守くん家に、女が時音ちゃん家に行くことになったのですか。ところでお父さんのフリル・エプロンって誰も気にしないんでしょうか、いつ誰が突っ込んでくれるか前々から気になっているんですが! えー、わりと、密かに人…
最終的に良守くんが烏との特訓に至るまでにもいろいろと試行錯誤があったわけですが、確かに欠けたのが空中機動力(志々尾くん)であったのだから正しいっちゃ正しいというか、そしてその特徴からゴキブリと勘違いした時音ちゃんがその必勝法を教えるわけで…
ぶっちゃけて、開き直りやがったな、というか、いくら仲がよくない、という前提でも身内同士の「連れてけ」「ごめんです!」の攻防で丸々一回というか、30分乗り切るか普通、という感じなんですが、レビューがかなり書きにくいという以外はそんな不満はな…