−13.雪也(1/7)



紅砂「さっき病院シティに着いたとこだ、全身スキャンしたらすぐに帰る」
 『・・毒が見付かないとよろしい、、というわけでもありませんね』
紅砂「単に我々の技術が追いついてないだけという可能性があるからなぁ」
 『それと、警戒のしようもありませんがお気をつけて』
紅砂「まー、“生かしてもらってる身”だからなー」
 『(溜め息)それ月子さんと彦乃さんには聞かせないで下さいね』


月子「紅砂ー、順番来たよー」
紅砂「今行くよ」
里音「似顔絵描き終わったよ(ぴらっ)、船に送って中央に転送してもらうね」
紅砂「そのほうが無難だろうな、円月は専門ではないようだし」




 「あの方ですか? 隠れておられないのですね」
円月「まぁ、名前が知れ渡ってるわけでもないですし、、まあ目立ってますが」
 「情報局の方に協力していただいてしまって申し訳ありません」
円月「手早く済ませて下さいね、私では直接の視認は防げないので」