2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

帽子が来た、88

イオ「エル、お前ちょっと“食欲”っぽいのが出てた」 エル「え、え、えーっ、だってそんな感覚もともと持ってないっ」 イオ「あのな、こないだの覚えてないのか、戦闘種族舐めんなよ(ずー)」 マッ「あれ、水飲むことにしたんですか??」 イオ「なんか慣れ…

帽子が来た、87

誰にも触れてはならないのだからずっと消えたかった。 ――私はお前と共に行くわけではない。 そうすることは出来ない、その代わり、小さな組織に属することになる。 “なんでも屋”のようなものだ、宇宙をどこでも飛び回る、好き嫌いは言っては いられなくなる…

帽子が来た、86

イオ「エルには悪意がなく、身体が欠けなきゃ害もない」 マッ「好かれるっつーのもずいぶんあやふやですしねぇ、変化自体は顕著でも それがどう危険につながるかっていうと、吸収とのコンボくらいかなぁ」 イオ「傍迷惑な性格はちょっと閉じ込めて慣らしてく…

帽子が来た、85

病院・屋上、 ゼノ「うー・・・(ぐし)」 ぽん ゼノ「あんた誰、今回何人も姿のない奴いたけどその仲間?」 ――そんなようなものだな。 ゼノ「なんであんなふうになにもかも奇麗に解けてしまうんだろうか」 ――なんでだろうなぁ、全て受け流すからだろうかね…

帽子が来た、84

イオ「いるのかな、という気はしてきた」 マッ「なんですそれ?」 イオ「利害関係の対立で、、エル、水だ。そろそろ飲め」 エル「はーい。ってメビウス取って」 メビ「は、はい;」 イオ「甘やかすな、一人で出来る。いや、むしろ種族調停委員会が鍵というか…

帽子が来た、83

エル「メビウスっ、おいでおいで!」 メビ「え、えー、あの・・・(赤面)」 イオ「お前、復元治療中なんだからそう気安く、」 マッ「チャオ、まー、僕と貴方の二人掛かりですね、いざとなったら」 イオ「そこまでして愛でたいか、ちったあ気を使えよなこら…

帽子が来た、82

タロ(なんか、こう、居た堪れない・・・なんだこの空気) 80(どうやって見分けたんだろー、やっぱり会話したのかなぁ?) タロ(ちょっとは動じろよ80!) 80「嫌です、門出を笑って見送るんです」 タロ「うわー、なんかこう、微妙にそういうことじ…

帽子が来た、81

80「全く、この子たちの病室にいたなんて(嘆息)」 タロ「他の事態の処理は済んだんだっけか?」 80「ええ一応、この方ご自身の懸念事項は棚上げですけど。どの道ー」 エル「えーと、直接コンタクト取ってくるのは三人、くらいかな?」 イオ「くらいっ…

前書きor後書き

ハードボイルドってホモ臭いよね。 ということでお茶を濁してみようと思います、いや注意書きしたことないし。 ↑そのくらいの記述はあるかと思います。 実は、わりと如何わしいスレが元なんですが、そこをなんとなく覗きながら 「そういやトランスフォームっ…

20

タロ『ん?』 光太「君はこの星を去る時に泣いたかい」 タロ『多分、・・・覚えていない』 光太「僕は、君を愛しているよ、多分これからもずっと、変わらない」 タロ『私はお前として生まれたかった』 光太「僕は最初から君と共に生まれたかった、ウルトラマ…

19

光太「君らを見ているとなんだか腹が減るんだよね」 タロ『腹・・・いや一体、なんの話だ、本当に』 光太「喉が渇くというか、なんだか餓える。がるるる」 タロ『このサイズの違いでそれはちょっと怖いから止めてくれ』 光太「さあ、もどかしいのかなぁ、な…

18

―― メビ「大切なものってなんですか?」 タロ「それは・・・すまん、どういうニュアンスの質問なのかわかりにくいな」 メビ「ごめんなさい、えーと、(途方)」 タロ「ああ、いいよ構わない、誰かから言われたという辺りか」 メビ「ウルトラの父からなんです…

17

タロ『あの子はこの星を、地球を去る時泣くだろうか』 光太「そもそも正体バラしたんだろ、留まる可能性もあるわけだ」 タロ『かもな・・・まあ、擬態の寿命くらいの年齢が経てばわからんが』 光太「君みたいな例もあるしね?」 タロ『私の後にも一人、留ま…

16

タロ『なんで私だけ鳩に突かれる(憮然)』 ミラ「あはは、きっと教官が美味しそうだからですよー」 タロ『それでも食うな、無礼者』 ――皆、なにかを失ってこの星を去った。 光太「クリスマス・ミサには間に合って良かったね」 ミラ「はい! すごく楽しみに…

15

光太「ミライ君ちょっと遅いかな、いつまで膨れてんだ、君は」 タロ『何故お前のことだけ・・・(いじいじいじ)』 光太「(潰されたことは気にもしてなかったか)ま、僕のコートは紺というか ちょっと青っぽいしね。遠目だったし、昔のZATの制服に見えた…

14

――青い光が彼らを包み込むのを見た時に、ああ、見た目が今は同じでも、全く 違う生き物なのだなぁと今更しみじみと思った。強く優しく、気高く。 それら全てが身体条件として備わっている、彼らの種族はむしろそうならない 例外のほうが少ないんだろう。 そ…

13

光太「タロウ、人間大サイズになったら? 不便そうだし」 タロ『ベッドが狭くなるからいい』 光太「いやまあ、ちょっとくらいは離れたらどうかなー、と。いいけどさ」 タロ『私たちはそんなに長く共にいられるわけではないんだ』 光太「ああ・・・すまない、…

12

ミラ「・・・あ、教官」 タロ『動くな、どうしてそう、いつも無理をするんだ、君は?』 ミラ「ここ、眩し・・・」 タロ『光太郎のツテというちょっと妙な実験装置だよ、まあ助かるが・・・。 (出来ればもう少し早くというかなんというか)』 光太「君らです…

11

“博愛”の話をしようか。 すべての人を物を、平等に愛することだそうだ。 ――とあるところにとある兄弟がいてな。 その片割れが悪い妖怪に騙されて・・・いや妖怪ではないのだが、そこはそれ、 具体的には弟が妖怪に成り代わられたわけだよ。 それはまあ、誰に…

10

光太「まー、目ぇ醒めたらどこかホテルでも入ろうか・・・そこで引くな」 タロ『私も地球時代の記憶がないわけではないぞっ』 光太「うわ、なんだか傷付いた、その言い方だと比重軽いし」 タロ『そういうわけでは・・・なんだこの会話は』 光太「さー、なん…

―― タロ『私を放っておくという選択もあったはずだ』 光太「だってそんなの詰まらないじゃないか」 タロ『つま・・・っ』 光太「ほら、この子の髪の毛ふわふわ、もうちょっと伸ばせばいいのに」 ミラ「すーすー・・・」 タロ『お前、面白がってるな! そもそ…

ミラ「静かですね・・・」 光太「立ち入り禁止区域のはずだからね(にっ)」 ミラ「そういうことじゃなくて・・・意地悪言わないで下さい」 光太「(おお、今度は憂い顔)幽霊でも出そうって? あれ、タロウの反応が なんだかないな。すぐに反応しそうなもの…

カツンカツン 光太「君らと時間を共にした時から、なんだか美的感覚が変わってしまった」 ミラ「僕ら・・・ですか?」 光太「大抵の人間よりも、大抵の人間が作った物よりも君らのほうが美しいよ」 タロ『聞くなメビウス、こいつのこういう言い回しは』 光太…

――塔内部 タロ『(←ちょっと回復)なんで飛べるんだ、光太郎が』 光太「いやー、単独じゃ無理だよ。君とかミライ君がいないとちょっとね」 タロ『だからなんでそんなことが可能なのかと・・・』 ミラ「奇麗な建物だなぁ、外からの見た目もそうでしたけど(は…

ミラ「きょうかーん、えぐえぐ(´;ω;`)」 光太「ほらほら、泣かない泣かない(可愛いなーww)」 タロ『きゅう...___o_ζ』 光太「いやでも君が人前で動くからさぁ、大好評だったよね、あはは」 ミラ「でも、ウルトラマンって言っちゃって良かったんでしょ…

ミラ「教官? 大丈夫ですか」 光太「やっぱり防寒具じゃ限度があるんだろうな・・・ほーら、高い高い」 タロ『あづーーーっ』 ミラ「光太郎さんっ、駄目です、それ本当の火ですっ」 光太「わ、ごめん、日本だとだいたいただの照明だからついそのつもりで;」…

――ことここに至るまでの経過 タロ『クリスマスのよてい、というのを空けさせない口実が欲しいんだが』 光太「別にいいけど日本じゃあまりにもいろんな方向にヤバいだろそれ」 ――経過終了 タロ『で、スペインってとこが嫌味だな』 光太「なんで光の国の住人が…

タロ『で、なんで僕・・・私をこんな格好にしたか言ってみたまえ』 ミラ「僕らの本体はちょっと熱放出が激しいみたいなんです、理屈で言えば 小型化して球体に近づけば少しは楽なのではないかと」 光太「何度か聞いたじゃないか? どうしたんだい」 タロ『(…

子ども【ねーねー、あれどこで買ったの?】 ミライ【ごめんねぇ、お店で売ってたんじゃないんだ】 光太郎「おぉ、偉いなあの子は、ちゃんと目線合わせてるし」 タロウ『そういえば、幼稚園に演習に行ったことがあると・・・寒い』 光太「君もちゃんと弟子の…

ヒカリ((君の養い子との別れはあれでいいのかい?)) セリ((やし・・・? いや部下だったんだが)) ヒカ((え�堯,垢泙覆ぁ∪験茲凌監世覆評Г┐討い燭ǂ蕕討辰④蝓─法� セリ((言われてみれば確かに...orz)) ――どれほど崇高な志を持っていてもいつか目…