#23「カレ・トノ・オモイデ」

クラスメートだ友人だ、といっても家族ならともかく(双子ちゃんたちはほとんどお互いのことを忘れなかったですしねぇ)、そうそう四六時中覚えているわけにも行かず。
それでも違和感みたいなものはちゃんとあったみたいだし、案外「忘れていた」ということ自体を知らされればきっかけもぽちぽち出てくるのが自然かなぁ、と思いますよ、記憶は自分のものと共有してるんだし、短くはない付き合いですもんね。
そして、かなり唐突に正体を現した“彼女”は皆が忘れていたことを責め。
きっかけを経て、徐々に思い出されていくことに動揺していたわけなのですが。


それって要するに愛を試しているってことなのかなぁ?
というかあれだよね、ネギ先生ってなんも悪いことしてないよねぇ、他のクラスメートがそれこそ騙されて疑うこと自体はわからないでもないんですが、なんでそれを仕掛けた当人があんなに本気で怒るんだろう。その辺がよくわからない(演技だけじゃなくてわりとずっと怒り続けてたよねぇ、なんか)。
ネギ先生が魔法使いだって隠していたこと自体を怒っているとかそんな?
えー、あと、わりと展開そのものはシビアで、ネギ先生が捉えられて石化の魔法が掛けられている中でクラスメートは正体を隠していた彼のことを信じきれずに割れているよ、という状態みたいなんですが、その解決が先生との今までの付き合いを思い出そうよ! という極めてシンプルっていうか、ぶっちゃけてどうでもいい展開だった気はします。
うんまあ、ここで変に凝られても困るんですが、そしてサブタイトルを見てここに来て色恋沙汰が絡むのかしら(吸血鬼のお嬢ちゃんみたいに)、とか勘違いした私は悪くないです。そしてまたなんでネギ先生の捕まったシーンとか割愛されたかが謎です。なぜだ。