2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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ユリ「わっ?! 喋った。なに、タロウさんとこのペット?」 タロ「・・・ユリアン、なにその発想」 ユリ「だって抱えられててなんか可愛いし、顔怖いけど」 タロ「あー、歩くと遅いから、って降ろしなさい、メビウス;」 ユリ「ところでなんでこんなとこにい…

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メビ「どんな遠くから見ても一目でわかりますね、奇麗だなー奇麗だなー」 モチ『兄さんたちのいた星ですね、憧れますか?』 メビ「ん、んー、すごく奇麗だとは思いますが、むしろ憧れは歴戦の場所と いうことでしょうか。やっぱり、美しいだけでは、」 ユリ…

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80「妖怪、民話、、神話、全て同じラインのものなのでしょうか」 レオ「それとも全く逆に、それらも噂話にすぎんのかもな」 80「ああ、そうか、昔は娯楽だったのかも」 レオ「結構楽しいよな、そういうことを考えるのも(くす)」 ―― メビ「あ、地球です…

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タロ「それは、歳を取ったってことかい?」 モチ『なんというのか、複雑におなりで』 メビ「複雑?」 モチ『もとからもちろんお強かった、もとからお優しかった。けれどもそれは なんとなく対等の相手に自然に向けられたものだったように思うんですよ』 タロ…

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タロ「ゼノンたちは二人とも口が達者だよなあ、強いけど若いイメージなのに どちらかというと上級生みたいに扱ってしまう」 メビ「なんであんなにいろいろ詳しいのかちょっと不思議です」 タロ「おや、メビウスでもそうなのか、まあコンビの印象も強いが、」…

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タロ「ああそうか、いや、モチロンのことを送りに行くから、君らのうちの 誰か一緒にと思ったんだが。といっても人に頼みに行くだけなんだがね」 マッ「訓練生を連れてくってことは、なんかの手続き系ですか?」 タロ「うん、銀十字団か調査団かにちょっと回…

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アス「こういうごつごつしたの抱いてもなー」 モチ『そんなこと言われましてもねぇ、木製ですしねぇ』 タロ「いや、なんで受け取るの君; そーいや80だった」 メビ「80先生のことお忘れになっちゃったってことではないですよね?」 タロ「もちろん当然の…

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タロ「アストラ、こら、子どもみたいな真似は止めなさい」 アス「えー、タロウ教官ばっかりずるいー」 タロ「は、ずる?」 ゼノ「あー、メビウスの担当いいないいなってさっき」 マッ「より小さいほうが好きなんですかね? 前はゼノンばっかり構っていた よ…

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マッ「アストラ師、アストラ師、そろそろセクハラです。とゆか嫌がってる」 ゼノ「マックスもどいてよーっ」 マッ「同い年だからいいの」 アス「あれ、そうなの? マックスのほうが上かと思ってた」 ゼノ「そんな厳密なものでもないですけどね、近いですよー…

−19

ゼノ「へー、俺らはそれこそ似たように見えますけどね」 マッ「でもタロウ教官が一番高いってのは感じる、次がレオ代行?」 アス「僕が80と同じでその次くらいかな。まあ、たまに来るヤツでやたらと でかいのかいるけどどの道タロウよか大きいし。隊長はち…

−18

アス「マックスが一番伸びたかな、メビウスってば小さいー(抱きっ)」 ゼノ「ミスター、メビウスが硬直してますー;」 マッ「というか、僕はもともと標準よりちょい低くらいで、まあメビウスは 確かにかなり小さめですけどね」 ゼノ「でも目立つってだけで…

−17

レオ「問いかけ系というのもあるのだったな、そういえば」 80「あれは・・・なんだか、通じるような気がしないんですよねぇ」 レオ「そうなんだよな、なにかこう、意味がわかるわけではないんだがな、 遊ぼうと言ったり何色がいいか聞いたり」 80「ちょ…

−16

モチ『どうかしなさいましたんで? 兄さん』 タロ「なんとなく複雑な気持ちなんだ、その、80の言い方が軽いというか」 モチ『憑依されていた相手さんのことですか?』 タロ「・・・なんで君にわかるんだ、そういうのが」 モチ『まあ、全く別の生態なので、…

−15

タロ「地球人、ていうか人間って規格狭いと思うことがあったな。下手すると 手足がなくても異形の括りになっちゃうというかなんというか、」 アス「えー、乱暴っていうか、大雑把?」 レオ「この星にいる限りはしかし我々もそれに近いところがありますが」 …

−14

アス「他にも怪談ってあるんだよね、あんまり知らないけど」 80「うーん、理科室の人体模型とか、」 アス「知らない?」 レオ「一言で言うと、骨組みだけの人形や内臓模型なんかだな」 アス「?? それがどうかしたの」 レオ「すまん、それが夜中に動く、…

−13

ゼノ「わーん、まだ餅で顔がべたべたするよー」 マッ「いっそ燃やす?」 ゼノ「止めて止めて止めて...orz」 メビ「(おろおろ)水で洗っても駄目かなぁ、ちょっとはマシ?」 マッ「洗剤に浸け込んじゃえ」 メビ「マックスさん、止めてー;」 マッ「えー、冗…

−12

アス「てかそもそもさ、僕らが地球に行くじゃん?」 レオ「ああ、」 アス「そいでもって、夜の学校にピアノが鎮座してる。なんか鳴る、どう?」 タロ「気味は悪いな、知識の共有があるからか? これは」 80「うーん、燃やしてしまうかも;」 アス「その辺…

−11

タロ「うわーん、目的思いつかなかったら怒られたー」 モチ『怒られてませんて; 呆れられるくらい諦めなさいよ』 レオ「別にいいんです、そもそも話はだいぶ外れてましたし。思いつくという 発想がむしろ...orz」 アス「てか、そもそも知らん怪談の話なんて…

−10

タロ「仕方ないので自分で行ってくる、ピアノなら無生物だしいいだろう!」 80「個人的な興味ですが、それは勝手に鳴るのですか?」 アス「てか、勝手に鳴るピアノだと生物の範疇に入りそうだよね」 レオ「その辺に置いておいたら浮遊怪獣が憑くかもしれま…

−9

80「異なる生態と触れ合おうみたいになってますね(餅美味しい)」 レオ「この身体で食うとどうなるんだろう・・・」 アス「わりと消化されてるみたいだよ、元々物食ってたし(あぐあぐ)」 タロ「ゾフィー兄さんは直接分解されてエネルギーになっているら…

−8

レオ「そもそも根本的な問題はだ」 アス「あー、ゼノンとメビウスだー♥ かっわいいなぁ」 レオ「聞いてくれないか、人の話;」 タロ「モチロンなんて見た目からして全然怖くない、目付き悪いけど」 80「まあ、地球圏内にいないのでぎりぎりセーフじゃない…

≪愛しき戦車≫後書きor前置き

や、ブログってつくづく連作読むのに向いてないなと; 『太陽のような子ども』の続きになります、読まないとわからないというより、読んでもつながらないという。 一応、その場で起こったことには説明をつけています。 あと、↓だけは最低。 The Hanged Man解…

愛しき戦車、80

【長い長い時間調べて、エルの“異常”はなにも見つけることが出来なかった。 けれど、改ざんの怖れありとして、それに資料としての価値は付かなかった。 ただ、無理もないというか、じぃ様たちを見てると実際そのくらいはするかな、 なんてことをエル当人が言…

愛しき戦車、79

――貴方が、ずっと、ずぅっと怖かった。 イオ「うんまぁ、“調査員”に残りの手足をやったのもあれ本人だろ?」 メビ「ご存知、だったんですか・・・」 イオ「そうじゃなくて、あとで気付いた、アストラも同じように勘付いてた」 メビ「あの方、延命を少しも望…