2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

#1「八つ墓村」

実在の津山33人殺傷事件(←事件名は検索した)(詳細はばっちり覚えてるよ!)というのは要するに、まあなんというか、あれですね。別に地主とかじゃなくて、自分の関係した女を中心に殺しまくってったという話ですね。 (でも実行する段でなんでかちょっ…

#8「間違いだらけの仲裁人」神坂一

人間と竜人(ギオラム)、双方にその可能性が芽生え和平が進む最終巻。 ところで作者さんも言っておられるのですが、どう考えても人間より竜人のほうにウエイトが大きいような気がするというか、当人が学者肌で兄王に疎まれ、その意思もなく人間の世界に来な…

#7「見物気分の旅行人」神坂一

今度は人間たちの街に、人間に変身した竜人ラーディーがやって来たよ! という話。 2巻でとあることに気付いてなかったら、強い衝撃に至れます。いやぁ驚いた...orz で、エリのことを恨むベツァーさんが狂気のあまり暴走、人間の街を無差別攻撃で壊しまくっ…

#6「困ったもんだの囚われ人」神坂一

やっぱりこのシリーズを一番特徴たらしめているのは、征服者として来た種族・竜人(ギオラム、とルビが振ってあります)の存在ではないのかと思うのですが、全4巻の中で2巻目にして主人公たる女子高生のエリがよりによって金髪な王子(暫定的に王位、若い…

#5「なりゆきまかせの異邦人」神坂一

軽くて回転が早く(しかし軽い、まあいい意味で)、度胸のやたらいい、というより現代日本人ということを加味して考えると実感湧かなくて鈍いのかなぁ、という気がする女子高生が(でも神経の太さは本物だよな)、異世界にちょーっと情報収集のために呼び出…

#8「白衣の神のつぶやき」J.D.ロブ

正直、事件そのものはかなり良かったというかすっげぇ良かったんですが。 謎解きの段階になるとまあ、うーん、あんなものかなぁ、としか言えないというか、そうなのよね、凄腕の外科医とその助手なんて用意して、捜査に圧力を掛けて厳選された患者で殺されて…

#7「招かれざるサンタクロース」J.D.ロブ

まあ要するに、イヴがピーポディのことを「子どもたち」(マグナブがそもそも入ってたし、多分メイヴィスもそれに近いかと)と呼んでしまうような状態なのに上司と部下ってのが不安定だったというか。まあそんなところではないかと思うんですが。 もともとフ…

#6「復讐は聖母の前で」J.D.ロブ

んー、正直動機がいまいちなことが多いなぁ、と指折り数えてみたら他に1話あるだけでしたわ。むしろローク絡みだよって事件のほうが多いか。 何回身内絡みで事件起こったら済むねんというか。 いやまあ、他のところがわりとリアルなので相対的に気になるだ…

#5「魔女が目覚める夕べ」J.D.ロブ

魔女が(男もいるから正確ではないんだけど、魔女ってのは地位)出てくるわけなのですが、えーと、ウィカン? 善導師ってのはちょっと一度聞くと意味とりやすいですが、でその反対がサタニスト、悪魔崇拝者。 なんと言っても善の魔女・イシスの存在感が圧倒…