2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
【(ゼノン著部分)この話は、結局詳細はわからなかったです。 イオタ先輩が起きてらしたらなんかしらは尋ねてくれたかとは思うんですが、 メビウスは寝ぼけていたし、ミスタは見るからに動揺が激しかった。 エル先輩の真意は、今となってはどう足掻いても知…
エル「わかりかねます、アストラ。足手まといとおっしゃったのは貴方です」 アス「だから・・・っ!」 エル「離脱すればその限りではありません、でしょう?」 アス「お前は一体どこまでそう・・・」 エル「なんで泣くのですか、貴方らしくない」 アス「・・…
この夜のことは主にメビウスの視点で記す。 私が見たのは、十字の光線に“結界”の壁に貼り付けにされるアストラの姿。 ひどく、拙い手付きでナイフを振り上げる・・・エルの腕だけ。 【ゆっくりと書けとイオタ先輩に言われたので、そうすることにします。 記…
エル「ありゃ、大人しいと思ったらメビウス寝てるね」 イオ「そうだな。ゼノンもくっ付いて寝てろ、温かいぞ」 ゼノ「先輩はいいんですか?」 イオ「毛布に入らん。ゼノンをどけても入らん、スペースの無駄だ」 エル「2mしか違わないのに」 イオ「横幅が全…
アス「明日はとりあえず80への呼び掛けだな。僕の力じゃ弱いから」 イオ「テレパシーだとゼノンかエルですかね、救援隊の派遣予定は?」 アス「この環境で80を拘束出来るだけの相手、となると人が限られるね。 最終的には兄さんかタロウさんが出られるか…
エル「メビウス、それ取って、3D地図」 メビ「はーい、体は大丈夫ですか?」 エル「うん、こっちも君のおかげで楽」 メビ「温かいですよねー、毛布、地球ってすごいな」 エル(イオタの態度はおかしいな・・・まあ、仕方ないか) ゼノ「あ、あんま気にしな…
タロ「どうしてだ? 訓練生の二人が上級、一人は下級生くらいなら負担も 出来ると聞いているんだが」 レオ「いえ、ちょっとその、問題児がいるというか・・・」 タロ「ゼノン? でも問題は起こさないよな、あれは」 ゾフ「ああ、エルか」 レオ「ご存知でした…
アス「僕一人でエルなんて手に負えるわけないでしょうが兄さん!」 (そんな言い方をしなくても) アス「あああ、どいつもこいつもすぐに騙されるんだからっ。子どもたちは 無茶苦茶に脅しておいたけど、それでもエルが本気になったらどうやって 引っ繰り返…
タロ「星系外混血ですか・・・あー、それでレオたちなんだ」 ゾフ「見た目ではほとんどわからんだろ? しかし成長速度やら身体能力も、 かなり基本的なところからして違うようなんだ」 タロ「うわ、なんかそれ、ぞっとする、元の星にいたほうがいいのでは」 …
ゼノ「で、全員追い出されたわけなんですがー。メビウスまだ大丈夫?」 メビ「アストラさんにエネルギー貰いましたし」 イオ「・・・」 ゼノ「てか、あれはわざとやったよね、ミスタ」 メビ「そんな感じでしたね、事情はわからないけれど、僕らに聞かせるこ…
アス「ふーん、結界内はそれなりの気温が保たれている、さすが80」 イオ「ミスタ?! え、でも救難信号はさっき出したところ、」 アス「最後の一人って君か、まあ妥当なところだな」 エル「アストラ・・・なんで(ぼー)」 アス「条件のわからん惑星の探索…
ゼノ「あはは、確かにイオタ先輩は不思議なくらい感情表に出すよね」 メビ「でも、この星に来た時は普通じゃなかったかなぁ」 ゼノ「えー、なに、気になんの?」 アス「まあエルってな、昔からそんな感じでな。人当たりが柔らかいというか 気を逸らさないと…
【触手っていうか粘膜っていうか、囚われも私のキャラじゃないーっ!】 80(じゃなくて・・・消去消去、あああ、もうなに書いていいやら) とんとん 80「ああもうはいはい、謝ってくれなくていいよ。逃がせないのはわかった。 通信は駄目ね、うんそうだ…
―― タロ「変なヤツでね、自分のことが頭にないというか・・・誰かが自分のこと 関心にないってわかると笑うんですよ。とりあえずって感じで」 ゾフ「? 意味がわからない」 タロ「あー、違う、疎ましく、というほどでもないし」 ゾフ「“愛想笑い”?」 タロ「…
がさ メビ「え? わっ、なにこれ」 イオ「地球で言うところの毛布、端が切れてるから横に動け、エルが起きる」 メビ「(なんで一緒に寝てるんだろ;)は、はい、うわ・・・体軽い」 イオ「うーむ、侮り難いな、ローテクノロジー。“防寒”という概念だ」 メビ…
アス(さむいな、ここは。80がいればなんとか痕跡が辿れると思ったけど、 気配も感じにくいなー・・・) ――しかし、お前が見たという人影とは何者だ? アス「わかんない、しかもなんか近づいてきたら兄さんとのライン切れたし」 ――ノアかとも思うんだが、…
―― レオ「人選が奇妙と言ったら奇妙なんですよね」 タロ「僕のところのイオタのことか?」 レオ「彼は体も大きいし頑丈ですよ・・・あ、えーと」 タロ「やっぱり把握してるんだ...orzいじいじ」 レオ「えっと、とにかく成績よりもむしろ実戦向きなんですよ。…
イオ「今度はちょっと失敗したかな、半分は流れたっぽい(わきわき)」 ゼノ「すみません...orz」 イオ「いや、これだけシルバーがいて治療術使えるのが一人ってのがそもそも 情けない話だしな」 ゼノ「てか、エル先輩大丈夫ですか、なんか」 イオ「クラス違…
エル「子どもたちの睡眠時間が長くなってますね、お父さん(くすん)」 イオ「正直、ちょっと嬉しい自分が怖いから止めて;」 エル「やっぱりこの環境キツいのかなぁ、体小さめだし」 イオ「まあ、寝かすより大気圏外に連れ出すのがいいんだろうけどな。純粋…
エル「イオタ、イオタ」 イオ「・・・んあ? そろそろ朝か」 エル「しー、二人はもう少し寝かせてて。ごめん、先生が戻ってなくて」 イオ「(がば)半日か、判断が微妙なところだな、通信機は?」 エル「呼びかけてるけど反応がない。でもバッテリーも怪しい…
ジジジジ アストラ「いでででで。やっぱ駄目か」 ――どんな状況だ? アス「レオ兄さん。んー、古いものという気はするけど穴はないっぽい」 ――80からの報告では古い文明の痕跡もなかったようだが。 アス「てーことは? なんかの利用をされてたか、それとも…
メビ「一箇所だけ一緒に降りても構いませんか?」 イオ「体力が持つならだが、調べることがあるのなら言えばやってくるぞ?」 メビ「いえ、ちょっと口にするのが馬鹿馬鹿しくて・・・」 イオ「妙な表現だな、まあそれでいいならいいが。行くぞ」 ―― エル「こ…
メビ「・・・ふぅっ」 イオ「(メビウスを抱えて)ちったぁ落ち着いたか? 上がるまでが寒いな」 メビ「小さな恒星ですね、遠いんじゃないな、これは」 イオ「(可愛くねぇなぁw)ああ、恒星の火力が弱まってる可能性もあるか」 メビ「・・・」 イオ「どう…
イオ「メビウス、一旦エネルギー補給するから途中までついて来い」 メビ「いいんですか、僕で?」 イオ「どう見てもお前が一番先に潰れるだろう。現地に下りるのは俺がやる。 まあポイントを特定してくれると一石二鳥だな」 エル「じゃゼノン、僕らは棲息不…
80「(くすくす)君は柔軟で強いなぁ」 エル「だって、頑張らなきゃ負けちゃうじゃないですか。二人とも」 イオ「エル。・・・あ、すみません、お話中」 80「大丈夫だよ、こっちにおいで」 イオ「勝手に探索に行くって言い出してすみません、正直、体力…
エル「先生の写真を光の国に送って3Dで地図起こしてもらった。残念ながら 過去の記録はないってさ」 イオ「通信時点で座標はわかったんだからその時点でなきゃないだろ?」 80(とも、限らないわけだ) メビ「海が狭いですねー」 ゼノ「だな、地球と比べ…
メビ「食料、水、寝床」 ゼノ「なんで頭いいのに使う単語が適当なんだお前。寝床じゃ意味が狭いよ」 メビ「あとは大きさ、移動速度。そして本来の適応環境」 ゼノ「絞り込めそうなのは水くらいかなぁ、以外と乾いてるし」 メビ「夜はわからないけど、昼はほ…
エル「晴れたなー、寒いけど。まあ、膨れないで」 イオ「あれ、習ったことがない・・・訓練生の権限とか」 エル「てか、僕らもわりと最近だよ? 希望出しておいたらきっと、」 イオ「なんでメビウスが知ってるかということだ」 エル「嫉妬は僕らの身を滅ぼす…