The Hanged Man.28



メビ「一箇所だけ一緒に降りても構いませんか?」
イオ「体力が持つならだが、調べることがあるのなら言えばやってくるぞ?」
メビ「いえ、ちょっと口にするのが馬鹿馬鹿しくて・・・」
イオ「妙な表現だな、まあそれでいいならいいが。行くぞ」


――
エル「この“海”ひょっとして浅くないかな、ずいぶん」




【記述者:イオタ
 結論から言うとそれであっさりと生物の痕跡は見つけることが出来た。
“海”は塩水ではなく、地球でいうところのほぼ真水。そして、水はほとんど
海にしか存在しない。少なくとも地表面上は。
従って生物棲息は海の周囲に(水中も可)限定される。
ただし、「餌として齧られていた葉」の問題があり、それは後日に譲る。】


エル「“推測”の部分は書かないの?」
イオ「・・・私ではなんと書けばいいのかもわからんからな」