−13.雪也(5/7)



行人「(←聞き返そうとしたら回線切られた)紅砂、半端すぎます・・・」
木田「っつーか、盗聴チェックくらいはしてるがいいのか? せっかく厳重に
 隠してたらしいのにこんな堂々と喋っちゃって、一般回線だろこれ」
行人「紅砂は行動に気付かれても直接の証拠がないならいい、との方針です」


彦乃「方針というより諦めてませんかそりゃ;」
木田「円月に渡された物、なー。備品交換頼んだから逆になんとも」
行人「別の局の方でしょうが、なんでそんな、」
木田「なんかトップの件以降、軍に通常連絡が切られてんだ。正規の申請等が
 通らないってことも特にないんだが」


彦乃「なんでまたそんなー?」
木田「いや、なんか隠してるんだろ、やっぱり。抗議出してもいいんだろうが、
 とりあえず裁判までだろって腹括ってる。山内の識別番号も変わってるし」


行人「“渡されたかもしれない物”に心当たりは?」
木田「心当たり、、生物の生態反応をシャットダウンするための試作機かね」