#50 最終決戦

てかこう、カグロさんの言ってる意味がわからないとまで言いませんが。
お兄ちゃんとちょっとわだかまりがあって(でも優しいぞ)、お隣と確執がある(でも良守くんはそれをむしろなんか違うと思ってるし)(時音ちゃん以前に、特に争う必要とか感じてなさそうだよね、この子)、情に脆くて人が傷付くことが嫌。
お母さんがほっつき歩いてるくらいで後の家族仲は現代基準からもかなり良好。
正直こう「なに言ってんだ」というのが妥当すぎたと思います、せめて時音ちゃんなら相手の意図はわかって不快くらいにはなったろうにねぇ。なに言ってんだかよくわからないというのが妥当なところだよなぁ、というか、結局カグロさんは躊躇わないだけで親友のほうが能力的にはずっと上だったんだしな。そういうことだよね、あれ。
人間を捨てなきゃ自分の望むものが手に入らないことは別に誇ることでもないよ。
(まあ、本当にそれが望みなら非難されることもないだろうけど。)


というわけで、主にカグロさんの話と、あとは良守くんの“絶界”発動。
かなり使い出がありそうだなぁ、と思いましたが、身体を完全に包めるわけでもないのか、最初に連れてこられた(付いて来たんだっけか)時に拘束ぶち切ってたのとはまた別のものなんでしょうか? あっちはほとんど無意識でぽんぽん出してたよなぁ。
というか、形成に時間が掛かるから近距離戦には向かないよ、というのは確かに。
でも確か正守さんはもっと早く、しかも多重結界の形成してましたっけ、その辺の補助だったのかアレ。良守なら確かにそれよりも向いた方法がありそうです。
あと、時音ちゃんも結界を抜けてましたね、育ってるなぁ皆。