−11.行人(6/7)



木田「てか、なんで移民のお前さんが詳しい??」
朗花「あー、医療関係者の括りになるので、かな? なんででしょう」
彦乃「オレら、たまにわけのわかんない知識あるんですよね、それを修得した
 時の記憶がむしろ抜けてるって言うべきなのかもしれないケド」


行人「・・・誰か、水、」


彦乃「うわぁっ?! あ、いや、ごめんなさい、水入れて来ますわ」
木田「おい、インターホンあるんだから呼べ(眉を寄せる)」
行人「なんだか通じなかったんです、回線使ってたんじゃないですか」
 『ああ、申し訳ない、私のせいでしょうね;』


行人「いえ。しばらく寝ます。点滴用意しておいて下さい」
朗花「点滴、、ですか、あの、可能とは思いますが」
木田「てめっ、また紅砂と離れてる間意識なくしてすごすつもりか!」


行人「だってつらい、、」
彦乃「はい水っ、駄目ですよー、紅砂はんに言いつけたら嫌われますよー」