−22.裁判3(5/7)



紅砂「あー、うん、見つけた見つけた。彦乃、円月どうしてる?」
 『・・ものすごく泣いてますが、経済担当なのにー、とかそんな』
紅砂「いや、こんな顛末がわかっていたら犬でも良かったよな」


朗花「(うぷ)紅砂さまは平気なんですか? 柳さんはともかく・・・」
紅砂「表情わかんないだけでわりとショックは受けてたよ? べたべた」
朗花「それはショックのうちに入らないような。あの方は施設維持が第一義の
 ようでしたし。掃除ロボットを入れたがるし、お止めするの大変でした」


 ばんっ、
行人「紅砂、例の男が見付かったと、、え、血の匂い?」
紅砂「ありゃ、よくわかったなー、シャワー浴びたのに(くんくん)。おお、
 空港シティの管制官どのじゃないか?」
管制官「こんにちはー、お久しぶり。どなたかお怪我ですか?」


朗花「怪我、と言いますか、完全に切り離されてしまっていたというか」
紅砂「殺害と分断を間を置いてやりゃあまだ良かったのにな?」
朗花「どう返事すればいいんですか、ワタシ...orz」