#26 良守がいない夜

やっぱりこう、当人は気付いてなさげですが弱いタイプの相手と案外上手くやっていくというか、世話好きというかそういう側面があるような気がするわけですが時音ちゃん。つーか多分、そういうところが「頑張れ」とかなり素直に良守くんを応援したくなる所以かもしれませんな、割れ鍋に綴じ蓋っていうか普通にお似合い(はちょっと違う)というか。
えー、功を焦って空中から直接妖のところに飛び降りるという作戦に出。
そのままプールにダイビングすることになり。
さすがの体力でも時期外れのプールは辛かったのか(正確な時期はわかんないな、そーいや)、風邪を引いてしまい38度代、学校と夜の学校を休むことと相成りましたとさ、という話で、特に目立つわけでもないのでしょうが、いなくなってみると微妙に感じられる存在感というか。


多分一番寂しがってるの志々尾くんですね、可愛いな!
まー、もともと昼の学校にはなにしに行ってるんだかわからない、女子は時音ちゃん以外がほとんどアウトオブ眼中、幽霊が見える女の子とすら必要以外ではほとんど会話を交わさないという始末なのでそれもまた道理という気もしますが。
唯一まともな付き合いが昼寝仲間ってどういうこっちゃと。


で、≪黒芒楼≫の側は研究者さんが人皮、というのを処分しようとしていたところ、彼女の助手がそれを被りたがり、そこを煽られてしまいまして飛び出して烏森へ、しかしなんか閉じ込められているっぽい? というかそんな感じなんだ。
正直ちょっと可哀想です、研究者さん嘆くだろーなー(そっちかよ)。