#5 お菓子な人間霊

今度は妖怪ではなく一般幽霊たちのお話。
というか、前にもぽちぽちと人間霊出てきていたので関係ないのかしら、と思っていたんですがそんなでもないようですね。そーか、掃除してたおっちゃんはまるで悪気がないから見逃されていたのか。そのあとにいた、木の下にいたのはもしかしたら今回みたいな対処をしていたのかなぁ、というか、裏会とか結界師以外にもいろんな人たちがいるっぽい。
つーか、良守くんたちの家の財政ってどうなってるんだろうなぁ?
裏会なんかは多少想像も付きますが。


相変らず、ケーキの城を時音ちゃんに作ってあげようと奮闘している彼は。
ケーキの設計を考えながら妖を追っていましたところ時音ちゃんに“ケーキおたく”などと言われてしまいまして落ち込んでましたが、自分の力の配分を気にしていた様子がないというか、確か力の総量自体はかなり大きいんじゃないでしたっけ。無駄撃ちとか全く気にしてないというか見てる限りで無尽蔵。
彼の性格も、どっちかというとその表れのような気もします。
反撃されても裏切られても、ある程度逆に持ち堪えられるからゆえの余裕というか。
時音ちゃんが怪我した時に逆にそれまでとは違って疑り深くなっても良かったわけだもんね、しかしまあ、烏森と全く関係ない人間霊まで敵視しちゃっていいのかしらおじいさん。お祓いとかは別の領域っぽいし、もともと近づいてなぞこないのかもしれませんが。


元パティシエの幽霊への態度からは想像が付きにくかったですが、説得なんて後回しで身体を切り刻むよーな脅しもできるんだなぁ。それとて情から来たことなんですが。