#1 右腕の傷

なんっかこう、懐かしいと思うんじゃないかなぁ、と思うんですが。
今更こんな話を書く人がいるのか、というところじゃなくてむしろこの話で生き残ってこれたのか! というのが驚きポイントなのではないのかと思います。どこがだよ、という気もしますが悪い意味じゃないです。
二つ年上の隣の少女と共に、とある夜の学校で妖? 妖怪退治をする話。
んでもって、この二人にはそれぞれ強烈な祖父と祖母がおりまして、非常にこう、がつがつと争いあっています。どう見ても彼ら現役というか、有効なことにエネルギーを使えばいいのに、と一瞬思うというか。


なんか先祖代々、その学校のある森を守る役目なのだとか。
初代の“結界師”が子孫を残さなかったため、弟子筋の二つの家がそれぞれ後継者を決めながら家をつないできたらしいとか。ところで時音ちゃんと一緒になる時は婿入りの形がいいと思います、んで弟が子ども作ればいいさー(気ぃ早っ)。


なんていうのか、人が傷付くのが嫌だからという理由で森を守る主人公に。
彼とは争う家でありながら、二つ年下の良守をどっちかというと守り導くようにして共に戦ってきた少女と。特殊な歴史を持つ森に、なんかわりとそれぞれ特徴的な脇のキャラクタという、何度見ても現代これがアニメ化に至った理由がよくわかんないというか。
ある意味で大道、展開もしばらくすると現れる敵もまた大道。
自分を守ろうとして傷を負った少女のため、ずっと戦うのを嫌がってきた少年が強くなろうとした小学生時代で1話は終わり、話は中学生時代へと突入。