帽子が来た、62



エル「・・・眠い、なんでこんなにしょっちゅう」
イオ「身体の変化が激しいからな、早く戻してやりたいんだが」
エル「このままどんどん眠り続けて、そのまま動かなくなったりして」


イオ「(ぼろぼろ涙)・・・す、すまん、不意を打たれた」
エル「え、や、ごめんっ、(よじ)」
イオ「違う、お前が不安定な状態なのはわかりきってるんだ、だから多少なり
 不安なことが出てきたって全くおかしなことじゃない。それに対して私が、
 こんな反応を返すべきじゃないんだ、間違ってるのは私だ」


エル「だって、でもっ!」
マッ「でも貴方の年齢でそんなもん簡単に背負えるとも思いにくいですけど?
 許容量より気負ってるとあっさり折れますよ」