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サコ「うん、ありがとうミサキ代行、基本的にこちらの手持ちの情報に関しては
 この件に限り全て流してしまって下さい。彼らの身元は保証します」
ミサキ『わかりました』


コノ「隊長、ジョージさんと連絡取れました。どうかなさったんですか?」
サコ「いやなんだか、ちょっとキナ臭くなってきたなぁと思って」


ジョージ『すみません、軽食取ってました! 通信つながらなかったんですね』
サコ「ああ、もう昼だったね、食事終えてからでいいからコノミ隊員と変わって
 あげてくれ。せめて補佐官たちがいてくれれば良かったんだが」
コノ「帰還要請されますか?」
サコ「うーん、海外視察中だし軽く報告という程度で。緊急事態ではないしね」


 通信のランプが光る


イサナ『や、隊長、お加減よろしいですか。オーシャン近海に配備完了ーっす』
サコ「君は形式を守ったことがないね(苦笑)、呼ばなくても済むように祈って
 おいて下さい。でも、いざという時は援護よろしく」