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北斗『やっぱりマン兄さんは一番時間取れませんか』
郷 「正直、空港の経営も厳しいみたいだしね。君はあとどのくらい掛かる?」
北斗『引き継ぎにあと一週間は・・・それでも急いだほうなんですが;』
郷 「今は代理の人を頼んでいるけど、僕も一度あとで戻りたいし、そうしたら
 交替してもらえるかな、ダン兄さんも牧場の買い手との交渉があるしね」


北斗『はい。ところで月面に奇妙な反応が、という話なんですが』
郷 「月星人からの報告らしいが伝聞なので正確なところはわからない、どうも
 元々がそんなに精度が高くはないとのことだしね」
北斗『ところで、、あのぅ、』
郷 「ごめん、絶対じゃないけど多分夕子の報告じゃない」
北斗『いえ、謝らないで下さい...orz』


郷 「直接僕らの誰かに連絡してくれれば聞くことも出来たんだろうが」
北斗『セブン兄さんは今なにを?』
郷 「我らが長兄の指示で地上をジープで走り廻ってる」
北斗『はぁ』
郷 「どうも鋭い人なんだが指示が抽象的というか、わかりにくいというか」