帽子が来た、28



メビ「でも、出てきちゃって良かったんでしょうか、僕ら」
調A「DとEとFが王女と具体的な話を詰めてるはずですー」
調C「いやホント、そっちは本来の仕事なんですがリーダーがなんで来たか
 よくわかんないし。あ、あの帽子の人です」


ゼノ「具体的な話って?」
調A「ですからぁ、生活場所とか子孫をどうするかとか」
メビ「そんなことまで;」
調C「踏み込む権利ないんですけどね、まあ。ただ元の星系に戻られるのは
 事実上不可能なので、代案を幾つか作成しまして、提案の形ですね」


ゼノ(なー、なんか思ってたより遥かにきちんとした組織じゃないか?)
メビ(だよね、アストラさんが従ってたのは妥当って気はする)
ゼノ(でもあれだな、腕切ってくのもこの人らの関係なんだよな)