帽子が来た、22
イオ「エル、エル?(ぺちぺち)」
マッ「眠りに付いたって感じでは・・・擬態でわかりにくいですが;」
イオ「だいたい、全ての経緯がわかっても自殺願望に一歩手前の感情がある
というのがよくわからない。種族の後追いでもしたいのか、今更?」
マッ「あと、付け回されるというのもね、利用価値ありますか、その人」
イオ「利用、価値?」
マッ「そういうことではないかと。いくらなんでもそこまで控え目というか
能動的になにかしそうにない御仁を危険視なんかしないでしょう普通」
しゅる、、しゅるしゅる
イオ「え、なんか今、軽く」
マッ「・・・腕を“異物”として認識してしまったのか、」