帽子が来た、19



エル「あー、見て見て真っ赤なヒト、腕一本だけ生えた♪」
イオ「生えた言うなっ! 見舞いかマックス? すまんな」


マッ「(あーい変わらず、ご苦労さまだなぁ)どうしたんです、それ?」
エル「遺伝子培養で前から整形してたのがやっと出来たって。でもなんだか、
 ちょっと継ぎ目が違和感があるというか、なんか違うんだけどね」
イオ「体内情報が混乱してるのかもなぁ、お前複雑な体だし」


マッ「相変わらず、クロスオーバーな会話ですねぇ」


エル「五体満足に戻してくれたらこんな会話しなくても済むのにねぇ」
イオ「我慢しなさい、だいたい二本は自分でやってしまったんだろうが」
エル「ええー、なんですぐにバレるの、でもあの子可哀想だったし!」


イオ「バランスを崩すんじゃない、今調整できゅーきゅーしとるわ!」