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† 七日め。


日向ぼっこをしていてたまに逃げるだけの日。
基本的に僕はボール君に寄り掛かって寝ていた、柔らかい。


そういえば目を開いた、ものすごく奇麗な、泣いているみたいな目だった。




Ф 八日目。


地球の話を少しした、僕の話をした、父さんの話をした。
もうすぐですよ、と「彼」は囁いた。
なにを聞いても答えようとはしなかった、どこから来たのとか。
どんな星なのとか、そこでは皆、君のような姿なの、というのにだけ、
少し笑って否定が返る。


食料は約二週間分、言わなかったけど。
彼は、なんというのかだいぶ食べた、可愛くてついついやってしまったから、
でも、多分僕にはもう、、、