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80「怪談ですかぁ、懐かしいなあ、一回でいいから子どもたちを怖がらせて
 みたかったな」
レオ「(首を傾げる)なんだか途中経過がすっ飛ばされなかったか、今?」
タロ「そーれーに、幽霊の話してたのに。妖怪じゃないかそれ;」


80「だって怪談って怖がらせるためにあるんでしょう?」


タロ「これがいい先生なんだから不思議なんだよなぁ、人気高いし」
レオ「まあ、怪談なんぞに付き合ってくれる先生はいい先生という気も、」
タロ「というか、訓練生たちにはしないのか」
レオ「タロウタロウタロウ;」


80「“ピアノが勝手に鳴る”って聞いて怖いですか?」