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タロウ「そういえば子どもたちと話していたらな」
レオ「はいはい(聞き流しモード、書類整理中)」
タロ「幽霊の存在を知らなかったんだよ、彼ら」


レオ「(手を止める)・・・ところで訓練生を“あの子たち”扱いするように
 なったのっていつからでしたっけ」
タロ「え、と、メビウスのこと直接見るようになってから、かな?」
レオ「そうでしたか、個別認識をするようになったのかもしれませんね」


タロ「で?」
レオ「いえ、ちょっと気になっただけのことですが」
タロ「それが幽霊となんの関係があるのさーっ!」


レオ「私は、その手のものを信じてないんです」
タロ「幽霊くらいいても別に全然おかしくないだろ、偏見だよ」