#3 新星は東雲の空に煌く(前編)

まあ要するにヘイ? という人は気弱そうで、お人よしそうで、その場の事態に首を突っ込んでもあまり疑問にも思われないようなんですが、住居が一つめの任務で仕事が二つめの任務かぁ、的確というより、あとあと大変そうな気がするけどどうなんでしょうw
両親が離婚し、母親に引き取られたものの母親が事故死? だっけ。
再度父親と暮らすことになったものの、父親が家に帰ってこないことに絶望する少女と、なにか事情を抱えているのだろう父親の話なんですが、時々この少女の目が“虚ろ”な輝き方をするところから見るとドールという分類に関わっているんでしょう。
父親の身分はもと≪ヘルズ・ゲート≫の第一調査隊の唯一の生き残り。
(正直、冒頭のシーンから生き残れるとは思ってなかったw)
現在は小さな工場の相談役という、ちょっと得体の知れない役職に納まってほとんどを会社に泊まりこむようにして暮らし、手元には大量の植物図鑑、しかもなにやら専門のそれではなくて完全に園芸などに特化していてなおさらわけがわからない?


常に水をやり続ける青い花に、彼の娘の手首にある青い光。
少女は時折記憶を失い、気付いた時にはその直前になにをしていたか覚えていないものの、思春期に特有の感情のブレで誰も、当人すらそうとは気付かない。多分、父親が帰ってこないことによるショックだと解釈しているのではないかしら。
そこにヘイは近付き(そもそも父親も便利に使っちゃってんだけどw)、少女に忍びかかる、どこぞの“組織”の手の者から彼女を逃がそうとするのですが、なんちゅーか、やっぱり組織の存在感というか、ただの敵っぽくてちょっと寂しい、ちゅか詰まらん。
で、全てが絡まって少女は爆発のような兆候を見せるのですが。