#17 英国式美少女

勘太郎の喧嘩友だちで同業者の蓮見さん(さっくり説明)が、イギリスへの文化使節に任命されて帰ってきたら子持ちになってました。思い切りよく馴れ初めとかが省略されていたような気がするんですが、まあ尋ねてるのが勘太郎じゃ仕方ないか。
それが“英国式美少女”の模様です。
相変わらず目の前でポルターガイスト現象が起こっても悲鳴一つ上げず、はるかさんが黒い羽を出してももはや気に病む様子もなく。
しかし「気のせいだ、治してやる」と言い切るある意味剛毅な方です。


ところでどうもこの、なんか政府筋の黒い人たちの出てくる回は話がすっきりしないというか、意図がわかりづらいというか。どうやらなんらかの目論みやら実験などを繰り返している「らしい」ということしかわかりません。
んでまー、英国式美少女も利用されましたと。教会でってのは感心しない。


なんか鬼を見る目ってあるんですよね、なんていうんだっけあれ、多分少女がそれだと勘太郎は思っていたみたいなんですが、さらに憑依体質でもあったということで驚いてました。でも蓮見さんがそれが目的で少女を養子にしたってのはいろんな意味で違うと思いますが。見えるものを否定されたら傷付きそうなものですが、きっと彼女にとってもあまり嬉しいものではないんでしょうね。
勘太郎みたいに友人になれるわけではないみたいだもんなぁ、西洋のは概ねきっぱり悪なので少女には辛いよなぁ。ああでも、イギリスだと妖精もいるのかな(つい最近まで、というか現在も信じてるというか)。