#2 吉原怪奇慕情

時代がよーわからんというか、一応、鈴ちゃんが持ってきた洋装スーツやサングラスはいいとしても(舶来品てゆーてたし)、そういう細かいとこやるのなら、女性編集者の人の服装ちょっとおかしくないかい? まァ、いいけどな。
建物も若干謎、拘ってる様子が全くなきゃいいんだけどなー。繰り返すけど。
もともと原作からしてなんちゃって近代みたいなとこあったしぃ(絵な)。


というか吉原モノでした、もとが少女漫画だからかヌルいよー、とかわざわざ言うこともないんですが、「12歳で店に来て」という勘太郎の台詞はちょっと良かった、かな。


でも“若旦那”、それでいいのか、マジいいのかそれで小染さん。倒される前も後も、はっきり言って喋ることが出来るってわけでもなさそうな上に、なんかこう、面影残ってねーんじゃないのか! と聞きたくなってしまうんですがー。
むしろよくそれで元恋人だってわかったよね、という勢いです。あの顔で。
愛の力というのはそんなものということなのかもしれません、展開はヌルかったですが、愛の成就の方法はかなり思い切ってるというかそこまでやるかというか。


あ、でも番頭さんが手紙を渡せなかった、というクダリには。
死んでしまったんだから「別れ」を告げる内容なぞ届けなくてもいいだろうという判断が働いた優しい行動だったのではないのかと深読み出来てよろしいと思います。
てか、はるかってもうちょっと思い通りにならないキャラクタじゃなかったっけか、、、あー、さすがにかなり昔なんでよく覚えてないや。