#17 最高指導者ブランマー追悼

ミンバリから地球との戦争にも最高責任者だったような「戦士」の遺体が到着。
正直こう、ミンバリの大使は悪い人ではないんでしょうが(動機は少なくともわからないでもなかったし)、しかし、表立って騒いでる人がいる中で自分から言い出さなかったのはどうなのかなぁ。テレパスに目覚めたばかりのあの子がいなかったらどうなっていたんだろう? 捜索したものの、見付からず、で≪バビロン≫側の責任になったとか?
当人同士が政治的に決着を付けていたので、それ自体はまあいいっちゃあいいんですが、最低司令官にだけは告げておくべきだったんじゃないのかなぁ。
ちゅか、命令すれば従わざるを得ないなら命令すれば良かったんじゃ。
ただ、むしろ遺体を管理していた戦士カーストの副官と、司令官の和解っていうか交流というか、その部分は多少の揉め事があってこそかなぁ、とは思わないでもないのでそれでよしとするしかないのかなぁ。


もう一つの事件は副官のイワノバさんがスリの女の子を現行犯で捕まえたところ、テレパスに目覚めたばかりで両親を亡くして一人で生きていかないとならない孤児だったと。タリアさんは“サイ・コープス”に送ると言い、お母さんが結局それで自殺してしまっているイワノバさんは反対。
もともとこの二人って当人同士に争う理由はないんですが(むしろタリアさんってちょっとイワノバさん好きだよね、なんかわかるw)、感情的にぎぐしゃぐしているところがあったのですが、、、ああ、よく考えたらこっちも一度ぶつかったからこその和解か。
最終的に“自分で道を選ぶことが出来た”ということが一番良かった、という結論だったのですが、正直こっちのミニ話のほうが面白かったかもw