#9 不老不死の薬

普段ヴォーロンの大使はそのお国柄もそのままに、我関せずというか地球系はまだしもかな? という程度でなんににも関心を示さないんですが、でもそんな態度でも周囲は彼の言動に注目しているというか、たまに動くとインパクトすげぇw
というか、どう考えても誰一人納得しない結論なのに文句一つ出ないんだなぁ。
もはや「ヴォーロンじゃ仕方ないか」というレベルなんでしょうか、悪い意味じゃなくてどっちかというといい意味で、というか「君たちにはまだ不老不死は早い」って事情すらご存知ないはずなのにすげぇ的確、かっちょいいなー。。。


ええと、ナーン大使の副官が空港でいきなり中年の女性に飛び掛り、前の戦争の大量殺戮の当事者であると主張。年齢が80近いはずなのに? ということながら種族が全く判明しない状況で半信半疑で調べてみたら本物の上にどうも不老不死の薬を持っていて、その薬の作成のために地球に呼ばれていたそうです。
で、ナーン大使はどう行動するのかな、と思ってたら副官は大事なんだww
まあ、正直地球系がちょっとは配慮するのもわかる、ちゃんとした人ですしね(彼らの美的感覚はわからないながらなんか可愛いような気もするし)。基本的に司令官も不老不死というよりも病気を治す、というところに気を引かれて薬の完成には賛同するし。
戦争犯罪人ということで、様々な民族が過剰な反応を見せる中、セントーリはいつもの通り適当に流し、ミンバリは自分たちが結果的に庇っていたことで口を出せず、ナーンは画策し、他のメンバーは引渡しを要求。
全ての事態が済んだあと「生物からしかこの薬の主成分は取れない」と当の本人が高笑いし、どうにも出来ず見送る前で爆発が。神の裁きを思った気持ちもわからんでもない。