#7 異星人襲撃

よく考えましたらば、ナーンの大使は「ミンバリに肩入れするわけではないが」と前置いてはいるわけですが全く気にしていないわけではないらしく(犯人捕まった時も彼女らに話しかけてたしなw)、よく考えたら前回も実に紳士的に司令官の元奥さんのことを助けてくれたわけなのですが単に暗殺者を返り打っていい副官を手に入れたことによるんだったらそれもそれでちょっと可愛い気がしないでもない(心に余裕が出来たのね、的な)。
そしてセントーリの大使は副官の甥がその恋人と駆け落ちしてきた事件に巻き込まれ、というか、彼らが基地で横行していた“異星人襲撃”事件にあってしまい、目撃者である甥のほうが命も危ぶまれるよう容態に。
ところでこう、一応≪バビロン5≫は地球人の司令官だけども、地球人の割合がかなり低そうな場所で異星人襲撃ってその時点でちょっと図々しいんじゃね? と思う私は差別とかわりと嫌いなほうではないかと思うのですが。
差別主義者が言ってることが、現実の差別の現場でよく口にされることとほとんどそっくり同じである、ということが愉快な皮肉だと思うかというとそうでもなく。
とはいえ純粋に、地球人ってば情けない! という結論になったことに対してもさして違和感はありません、面白いかどうかって言えば面白くはないけどね。全体的に差別題材って扱いがそれほど深刻にならなければ正直手頃な素材だよね。


とりあえず副官のイワノバ少佐は多少心が動いたとはいえ、今のところ花を受け取ったくらいで傷が浅く済んでよろしゅうございました(ベッド共にしてなきゃいいってもんでもないけども)、とはいえ、一部が捕まっただけでまだこれからも似たようなこと続くっていうか、勢力としてはぽちぽち出てくるのかなぁ。