#4 謎の生体兵器

どちらかというと司令官そのものが無鉄砲というだけでなく、最後まで残ったのが司令官だけだった回数というものも少し思いを馳せたほうがいいような気もしないでもないんですが、うん多分、純粋に一番強いの彼ですね。
警備主任はもうちょっとこう、自分の技量への反省もしたほうがいいような。
(確かに司令官、わりと早いうちに実戦部隊に入ってきちゃうんだけどな。)


話自体はわりと定番といっていい、過去の遺跡からの発掘物の暴走、といったところなんですが、その“生物兵器”にプログラミングされていたのが「純粋な」民族もしくは種族以外の抹殺、異星からの侵略が繰り返され、ついにそんな兵器を作り出したものの。
侵略者を思惑通り殺しつくした後に起こったことは兵器そのものが純粋でない、と認めた彼ら自身の抹殺と星そのものの崩壊。人工知能は一人の科学者の脳を基盤として作られ、≪バビロン5≫の中にその遺跡を発掘した学者の助手を乗っ取った兵器が攻撃を仕掛け。
まあなんというか司令官は人工知能そのものに語り掛けました。
でもその前は、一つのブロックに自分ごと飛び込んで宇宙に排出させてしまおうとしていたんだけどね(すでに手に負えない能力になっちゃってたんで)、まあ、その辺の対処は確かに怒られても仕方がないかなー、とも思えないでもない。英雄願望だよね。


特にどってこともない話だとは思うんですが、その遺跡の星の滅びが淡々と、あくまで推測でしかない形で語られていた分だけ感慨がないでもなかったかなぁ。
てか、バビロン5に持ち込まれなかった場合、まともな手段で持ち込まれてた時はどんなことになっていたのかなぁ(コントロールされた兵器になっていたのかしら)。