#18 実験殺人

私どっちかというといくら愛のためとはいえ、殺人をやっくりやってのけてしまう女のほうがどうかと思いますがどうなんでしょうかそこのところ。えー、とりあえずまず、“妻殺し”で裁判にかけられていた夫が死体発見の直前に無罪になりまして。
その数時間後、妻が湖に沈んでいたところを発見。
ちゅーかむしろ、死体がなくても有罪に出来る! と張り切った検事が裁判を断行してしまったとのことですが、えー、明確に誰だとは言ってなかったけど、さんざん「証拠が足りない」と切り捨てて下さった検事さんか。普通の裁判だったら死体出てたら勝てたよ!
でもまあ、結果オーライというか、最終的に三つの事件が解決したのでいいのかな。
さらにもう殺人罪で捌かれるんだから別にいいじゃん、とも言っておられましたが、最後の最後にホレイショさんの許すのか? という言葉にはきちんと答えてくれました。


てか、聖女なんかじゃなかった、というのはお母さんが黒人だったことか。
そういう差別自体は全く理解出来ないでもないというか、相手を選ぶ段階ならしゃあないのかもしれないけどさ(人種差別が問題視されているから逆にどうかとは思うけど、例えば結婚相手は自分と同国人がいい、とかなら特に問題ないじゃん)、それを他人が理解して同情されるかどうかはもうちょっと冷静に考えてみたほうがいいんじゃねぇの。


そしてさらに、彼はどうも予行練習のために関係ない相手を殺したそうですよ。
被害者と関係ないと疑われにくくはあるけどさ、いったん疑われたら、フツーの事件と変わらず証明は出来るじゃん。なんで名前が出てきた段階で余裕ぶってんのさ?
もうちょっと考えましょう、てか、別の手段考えてりゃ良かったのにな、ホント。