#17 独りぼっちの過去

正直こう、自分が全身をくまなく骨折させた、かなり長年いたぶり続けていた妻が、自分に対して正常な態度を取らないからといって嘲ることが出来る、という気持ちはよくわからないんですが(しかも他のことは異常なわけでもないんだよなぁ?)。
もうそこだけ精神の中で“別扱い”になっていると思ったほうがいいんでしょうか。
ちゅうかこう、それに多少なりと従っているほうの気持ちもわかりません。
ただ、ホレイショさんには打ち明けられたけど、デルコさんにはそう出来なかった、DNA検査技師さんの気持ちはわかんないでもないです。そもそも男の子を見ただけでだいたいの来歴がわかったってことなんだよなぁ、あれ。


えー、早朝に車の衝突事故が起き、女性が死亡。
そしてトランクには首を絞められたらしい男の死体が。
んで、監察医のアレックスさんは「綺麗な身体よ」とウルフさんは早朝に猛スピードで逃げてた死体にトランクを入れてた女性は無実ではないんじゃない? と。
ある意味で別の事件がさらに一つ二つ絡んできて、どちらも正しかったということになるとは思うんですが、しかしよく考えたらそれも逃亡のためだったのかなぁ、というふうに思わないでもないなぁ。あんな大粒のダイヤ付き、換金出来るの? とかつい日本人的に考えてしまいましたけど、マイアミだもんね、質屋程度でいいのね。。。
来歴が判明しても現物差し出すだけで済んじゃうのか、キリないのかもね。


つーかちょっと早朝に出てただけで男同士の痴情の縺れ(ちょっと違う)による殺人を見て違和感がない土地って怖いよー。事故現場専門の盗難犯なんているのか。