#9 名前のない奴ら

どちらかというと日本で好まれている題材っぽいなぁ、とちょっと思ったんですが、「現実の建物で現実の武器を使い、警官をも敵に廻して犯罪を行なうゲーム」というものが出てきたんだよ、というところでほとんど全ての説明は付くんではないかと思います。
ところでデルコさんが出会った彼女、いいことがありますように、というより貴女の存在が幸せなんだと思いました。素で。いや、私が本気で嬉しいとかじゃないんですが(ちょっとは嬉しかった)、あれを喜ぶ男性のほうがむしろ素直でよろしいと思います。


で、まあ、デルコさんが銀行に行ったら銀行強盗に巻き込まれ。
そしてその場から支配人が連れ去られ、現金輸送のヘリの情報が流れたことにより襲撃されてしまう、というとんでもない事態に発展。武器の精度もかなりのもの、だというのに、どういうわけか犯人たちに防犯知識だけがほとんどなく(プロなら知ってる)、おまけに警察の存在に気付いていて銀行を襲った節があり。
態度もどこか妙でなにをしたいのだかがよくわからない。
二番目のヘリポートを見ていたウルフさんが眉をひそめ「見ていただきたいものがあります」といって差し出したのがコンピュータ・ゲーム。若干の差異があった他はほとんど情景が同じ、最初の銀行もヘリ・ポートも。で、三番目のステージをゲーム会社に聞きに行ったら拒否、ウルフさんは二面までしか進めてなかったらしいw


どっちかというとそれに参加している青年たちというよりも、誰がなんのために仕掛けたのか、ということが重要になってくるわけですが。三面のステージで狙われたところが、ちょっととんでもないところでした、ええ、掛け値なしに(怖いなぁ;)。