#4 獄中48時間の真実

日本の正当防衛の定義ですが、例えば貞操の危機でもって相手の命を奪っても(もちろん妥当な反撃の範囲内で、ですが、過剰防衛という罪名もあります)、それは問題とはならない、ということが決められているのですが。
ちょーっとあの供述内容だと怪しいかなぁ、という気はしないでもないですが。
まあ、情状酌量とかしてもらえない心配はないっすね。もとが無実の罪だしな。


えー、すごくぶっちゃけて超絶カモ青年の受難48時間。
お前は一体、どんだけカモられれば気が済むんだ、一番最初の夫人の浮気相手だったところから、というのが正直な実感ですが(どう考えても遊びな気がする)。
それが罪が軽く済んだとしても、ある意味で最悪の形で爆発しちゃったんですね。
もうちょっと早くなんらかの形で反抗してればなぁ、ほら、トリップ刑事とか!(あの人は頭固いかもしんないけどホレイショさんが事態を反転さすことは慣れてると思うの)


とあるヨットで女性が撃ち殺され、船から血塗れで逃げる青年が逮捕。
しかし彼は、乾きかけた血でもって船内に跡を残してました、それを発見したホレイショさんが眉をしかめ、話を聞いてみようとした段階ですでに“犯人”が自白。早い、やっぱりいくらなんでも早すぎるわ、この馬鹿がーっ。
そしてまあ、船を買いにきた客やら、男の恋人がいて離婚問題勃発の夫とか。
いろいろいたわけですが、それすら青年のせいで調べが遅れてたような気がします。
なんかもう、一旦カモになっちゃうとどこまでもずるずる、ということなんでしょうか、さすがの彼も、我慢できないことはあったわけですが、なんか切ないよなぁ。