#2 甦る犯行<後編>

んー、捜査手法としてはそれほど遜色があるわけではないんですが、ぶっちゃけてデータベースがアメリカのこの手の作品より甘いっすね。まあ、日本よりかはマシですが、しかし日本の場合はばかすか新しい検査方法出てくるしなぁ。
作品が古いとかそういうこともあるのかな? 
DNAの検査が発展したのが、、、うにゃうにゃな頃で、むしろこの捜査班はその技術の発展を受けて過去の事件の再捜査をされる目的で作られたんだから。ああ、データがどうのというのはこれからということでおかしくないっすね。
(むしろ己がミステリ見すぎ読みすぎじゃないか、という疑問も可ですが。)


連続誘拐殺人事件、というより、衝動から誘拐を行い、上手くいかなかったことがトラウマのように残り(迷惑だ)、自分が「計画したことだったのだ」ということを自分に言い聞かせるためにもう一度同じことをしたのだろうか、というような犯人。
いやこれ、精神科医の方がそう言ってたんだけど「そうか?」と思ってしまったというか、全てが判明してもなにかしらすっきりしないところが残っています、いや、頭ではちゃんと筋が通ってるなと思うんですが。
とはいえ、犯人が喘息持ちの少女を殺せなかった理由はよくわかります。
そしてそのことを自分の意思だ、と思い込もうとしたことも。
うーん、いや、このストーリーそのものに違和感があるわけではないのかもしれません、誰かが滑稽なのだと指摘してくれればすっきりしたのかな。ああ、日本式の説教が足りないのか(好きじゃないけど必要なんだよなぁ、アレ)。。。
それにしても、見た目と実像に開きのある事件だったなぁ。