#15 地球に来た罠

そりゃもう可愛い罠だったわけですが、おかげで地球人ほとんど警戒しなかったんですが。あんまり可愛くて見捨てることも出来ず、おまけにかなり早い段階で異変に気付いて対処するに足るだけの時間がある、というほどに可愛かったのは作戦ミスでしょうか。
とある星に天体観測所を設け。
そこから見えるブラック・ホールを、皆既日食の間観測しに行こう、という計画で。
とりあえずジャクソン博士は専門外なのか興味がなさげで、一応一番近いのはカーター大尉かな? 趣味で星を見る男、オニールさんが一番張り切ってましたが。ところで覗きの概念を教えてあげてからティルクさんに弁解すべきだと思うんですが。


星に着きましたら住人、先行していたSG-5も全員死亡。
一人だけ生き残ったのが、なぜか血液の中にスターゲイトと同じ成分を有する女の子。言葉が同じだったのかしばらくすると喋り出し。
あらん限りの愛情を注いでいたカーター大尉にすっかり懐きました。
ええもう、なにあの気合の入った部屋の飾りつけ。
それと、ティルクさんが笑顔成功してなによりです、可愛いじゃんあの人! とか思ってるのは我ながら贔屓目という気はするんですが、いい人ではありますよね。


で、この子が罠だったと。
身体の中に核爆弾となる物質のうち半分を有し、もう半分をゲートを潜った後を体内から集め始め、起動するのにもう時間がない、ということも判明。
しかしティルクさん、ブラック・ホールの意味わかったんでしょうかね。