#7(前)アムステルダムの追憶

わりと患者が精神科医に惚れてしまうというパターンはあるそうなんですが。
(これは“転移”という治療法が使用されている副作用らしい。)
この精神科医の場合は記憶を失った、いくら成人女性だからって手ぇ伸ばしていいのかしら、という気がしないでもないんですが。どうなんでしょうね、『エマニュエル夫人』の場合そういうのって今更なのかしら。チベット仏教まで手ぃ出してたしなぁ(製作者が)。
えーと、友人たちとの連絡を一切絶っての小旅行中。
エマニュエルさんにいいところを見せようと張り切ったタクシーの運転手が無理な追い越しを掛け、事故にあってしまいまして記憶喪失になってしまい、偽名を使っていたせいもあって一切の正体不明、とりあえずオランダの有名な精神科医さんが治療に当たることに。
で、なにを言ってもなにを答えてもエロい方向に持っていかれるわけですよ。
まあ、相手がエマニュエルさんだからいいんですが、普段の治療からあんなことやっていたらさすがにどうかと思います、子どもの頃のテディ・ベアの思い出は、あー、、、とか思いましたが。お母さん辛いなあれは(いや、お父さんか?)。


そしてなんか、エマニュエルさんは自分が理想の男性を待っているのだ、ということに気付くというか、自分よりも前にそんな夢を見たのだ、と告白します。
前に入れ込んでたニノ(だっけ、ニキじゃないよね;)も思い出してましたが。
「髪はグレイ」と言われたことですっかりとスケベ心を出してしまった精神科医が伸ばした手は振り払いましたものの、赤毛の美しい足の女性、の夢はどうやら叶えてあげることにしたようです、ああそっか、「もう会ってるよ」と教えてくれた分のお礼か。
しかし、記憶喪失の治療って本当にアレでいいんかね(フィクションです)。