#4(後)カンヌの悦楽

まあそもそもエマニュエルさんは妻が夫に浮気された、という話を聞いたらば「でも近くに若い男もいないし困ったわぁ」という思考に即結びついてしまう大変な男前ではあるのですが(報復とかそんな意味でもないらしい、単に気晴らしとか?)。
そんな彼女なので身分違いを乗り越えて、結ばれた男女にお勧めしたことが“別の女になって”夫を誘惑! というような作戦でした、黒髪で大人しそうな元メイドさんが、自分の理想としたのが胸のでっっかい金髪の肉感的な美女だったのはなんとなくがっかり、これなら旦那も喜ぶわ、とのことです、えー、だったら君のこと選んでないと思うー。
そして別の番組ならばともかくも、この番組では旦那は押されてしまって当然至るわけですが。最後まで特に溺れていた様子がなかったからか、エマニュエルさんも今回ばかりは、と奥さんへの愛を認めてくれたみたいです。
うん、男への不信感ではなくて、多分自分が基準になってると思うので特に誰が見ても不快感はないと思います、彼女が恋人だと堪ったもんじゃねーでしょうがww


そしてその旦那の両親は、エマニュエルさんの秘薬で若返って以降、なんか特殊な趣味を持つベルディネット妃? とかいう人のお館でひたすら快楽というか乱交の日々だそうです、確か当人が望まない限りそのままの姿を保つとは聞いてましたが、そんな過ごし方でいいのか。あと、旦那に失恋した女性もそこで慰められたそうです、万能ですね。
もういい年なんじゃないのか、いくら肉体年齢が息子のが上だからって、息子のほうがよほど真っ当な道を歩んでいるのとかどうだろう、とか気にならないでもないんですが、特に非難がましい響きはなくてこういう生活をしています、という紹介でしかないので突っ込んでいいものやら、というか身体が大丈夫なのか心配です。