#9 時の呪縛

よくよく突き詰めて考えてみると「美男美女ばかり」というより、案外劣勢遺伝が出てきているのかな、という気もするのですが、まあ、ある程度は近親交配を重ねても遺伝子異常は出てこないようにすでに処置がされている可能性もありますが。
とある星の住人たちは、自分たちに100日の休日があるのだ、といい。
ただ飲んで食べて、ゆっくりと時間がすぎるのを待ち。
夜になるとスイッチが切れたかのように“冬眠”に近い状態に陥り、朝になると子どもたちは一日で数年分の成長を遂げている、というような生活。
彼らはその生活に不満も疑問もないわけですが。
要するにまあ、交配をどんどんと重ねていったときにどうなるのか、というゴアウルドの実験台にされたのだろう、というのがSG-1の、オニールさんの結論。


そして彼は、そのことに気付く前に土地の特殊な結婚ケーキを食べて。
土地の女の人と婚姻の儀式(まあありていに言って)をしてしまっていて、彼らと同じ、いや、成人になってからの“感染”だったために数倍の老化現象に見舞われることになってしまいました。どうも原因はウィルスであり、オニールさん以外の三人に症状が現れないことから性交渉によって感染するのではないか(体液によって感染するという仕組み、血液を触ったりしても可能性はある)、というところまでは判明したものの。
どうもそのウィルスが人工の機械であるらしく。
自己増殖に状況に合わせて応戦しようとするので危険視されてしまい、研究も中止。
さて、一人残されたオニールさんは一体どうするのか、というような状況で彼は、地元の人たちを鼓舞するわけですよ。そんなじゃあかんぞと(自分の時間もないのに)。