#8 四次元の妖精

「君たちもいつかきっとわかる、この世が力だけではないのだということが」という台詞は、わりとありふれているというか、大抵はある程度教訓的な意味合いがあるものだと思いますがお前が言うなー!
いやもう、確かに彼の言葉が正しいんですが、あまりにも正しすぎて俗っぽい。
むしろ締め出されたのは、敵対意識ばりばりである意味で一本気なだけのゴアウルドたちなんぞではなく、善意と使命感にあふれた地球人だったような気がしないでもない、いや、まあそれなりにいい意味で。また変なことに巻き込まれたら、、、いやまあ、そんなことないわね。子どもが大きくなるまで変なのは遠ざけておこうとか、そんな軽い意味かもね。


とある星に行ったらゴアウルドの一行と出会い。
その彼らと戦闘になって撃ち殺され掛けたものの、その星の妖精に助けられたわけですが。彼らは武器を嫌い暴力を嫌い、言葉が通じず、なんだか奇妙な力をたくさん持っているようですがそのことを教えてくれる様子もない。
どのくらい暴力を嫌っているかというと、戦闘は全て駄目。
相手が襲ってくる、と言っても気にも留めてくれない、大丈夫大丈夫、というばかりで、実際姿を消す能力はあり、“蘇りの術”まで使うわけなのですが。
しかしその二つの能力を同時に使用できない、ということでオニール大佐以下、いくら心配しても聞いてくれない、結局撃ち合って、さてトドメだ、という段に至って敵の親玉を消して攻撃から守ってしまうという体たらく。


ああ、うん、いくら攻められても全然問題なかったんですね、失礼しました...orz