#10 悪夢の始まり

とある男が3階の高さから落ち、下にいた通行人を潰し。
足を骨折するだけで運良く逃げ去ることが出来たよ、という冒頭の事件からコトは始まるわけですが、とにかく順調そうで良かったです、ホレイショさん。倫理感が合ってるのがなによりです、刑事と弁護士って職業柄あんまりよくない付き合いなんじゃ、という口を差し挟む前に彼の高そうなハードルのことに思いを馳せるべきですな。
(しかも当人が贅沢言って作られたハードルじゃないんだよ、あの人、家庭人として考えようとするとなんか怖すぎるんだ、一瞬で嘘が見破られそうなんだ!)


で、屋上に行ってみると人が。
なんで逃げなかったんじゃい、という疑問が湧いてこないでもないんですが、実際特になんの証拠もないと思ったのかなぁ。さすがに相棒が落っこちたあとじゃ、立ち去りにくかった、ということもあるのかもね。
ともかくも、ホレイショさんが行った時点では逃げようとしたので取り押さえられ。
刑事に暴行された! と主張してたんですよ。
彼に限ってそんなことするわけない、というより、ホレイショさんに限ってその気ならバレるようなことをしないというか、正攻法でやってのけますよ。信頼以前の問題です。
そしてまあ、そもそも忍び込まれていた部屋の住人がなにごとかを隠しており。
盗みの犯人を取り押さえてみたらば、なんかお楽しみの真っ最中DVD。
娼婦買ったくらいでどうこうってこともない、とその片割れ検事は言うわけですが、その彼女を探してみると一ヶ月前から行方不明。どこに行ったのか?
立ち回り次第でルールなんてどうにでもなるということに対抗する話だったのかな。