#9 危険な集団

人生を全て喪ってしまったのだ、という移民の方に「取り戻します」という約束をしてしまうのは若手の刑事辺りが嵌まり役なのではないかと思わないでもないのですが。彼の場合、ばっちり取り戻してしまうのが素晴らしいですよ。
なんという自信と能力と行動力と、周囲への影響力。


えーと、新婚旅行に来たカップルが、見つけたのがロープでつながれた5体の死体。
なんでまたつながれとんねん、不合理? と思ったら本当に手間を省略していたらしくてなんだか切なくなってしまいました(殺す手間すら掛けてない;)、そこから逃げ出した3人の学生と、そこで起こっていたらしい人肉食らしき事実(ちょっと齧っただけですが)。
そもそも襲われた漁船が武器を積んでいたらしいことが判明し。
その武器を使ったテロが起こり。
そして店を襲撃された店主に約束したのがホレイショさんの言葉。
「国に溶け込む努力が足りない」と言っていた刑事さんと、それに反発するCSI側の若者との兼ね合いもなんとも言えず良かったなぁ。
なんというか、彼らが取り締まれるのは犯罪だけなんでしょうが、それで守れるものもあるよね、というふうに思えましたよ。そのための警察だよね、もともと本当に。


移民が国に害をもたらす、という理念のもとに行動する組織があり。
そこにいるのはなにも若い、無鉄砲で愚かな人間だけでもないんだよ、という話でもあったのでしょうか。あんまりこう、突飛な話ってわけでもないんだろうなぁ、これ。
最後の、それ警察の仕事なのかw というエピソード好きだなー。