#6 大統領の娘

大統領の娘、ゾーイがパブでちょっと悪質なナンパにあったよ、ということと。
(彼氏が来ても保護者が来ても自信満々で噛み付くのはどうかと思う、でもさすがに連邦捜査官やらシークレットサービスやらに連行されるのは可哀想でなくもない。)
国勢調査に“サンプリング”方式を取り入れるかどうかというようなそんな回だったわけですが、実際今どうなんでしょうね? 現実でもこんな議論されてても違和感ないや。


サムがCJの要請(養成って出たけど間違ってねぇな)によって語ったところによりますと、国勢調査は人口比で各州の議員の数が決まるために必要不可欠ではあるのですが、意外と効率が悪いというか不正確でやたらと金が掛かる。
なので統計学者に一部調査と計算とで人口を算出させよう、というのが大統領案。
が、なんか合衆国憲法にそれっぽいこと、国勢調査やんないと駄目よって感じの文章があるわけで(案の定わかりにくい言い回しなわけですが)、そもそも憲法の条文を確かめようとしたら誰も本を持っておらず。買いにいくよう頼んだら「売ってます?」という答えが返ってくるのがちょっと部長でなくとも切ないわけですが。
(日本は小学生−高校生までの社会の教科書に載ってたりもする。)
案を通すための得票数がちょっと足りず、意見を変える“ちょろそうな”議員を呼んでみたところ、一人が奥さまが亡くなって任期をついたただものではない方で。微笑んで私は時間は大丈夫ですのでとことん話しましょう、と言い切るので大変な計算違い。
ところが彼は理屈が適っていれば、“敵方”(政治は計算としがらみで動きますとも)の意見でも受け入れるという、やっぱりただものではない方でした。
彼の奥さんもきっと素晴らしい人だったんだと私も思います。