#20「存在の価値!」

また直球に青臭いタイトルだなぁ、と思ったらネタが“存在税”とくる辺り、もはや確信犯なのか趣味なのかヤケクソなのかよくは知りませんが、面白いので別にいいです。
ある日いきなり「あなたの誕生日が来ますので今まで生きてきた年月×10万円を支払って下さい」と税務署から通知が来て、それが払えないようなら超高金利サラ金を紹介され、数日後には数倍の金利で財産を差し押さえてしまうというそんな話。
ぶっちゃけて産業その他がストップしてしまうような気がするのですが。
そんな細かいことは気にしないのかもしれません、まあ、悪の組織だしな、前の罰金制度も小さな町単位だったとはいえ、商業活動ほとんど不可能なくらいに徹底させていたしなぁ。ある程度はぼってもそのうちまた増えるでしょ、みたいにさっぱりと考えているのかもしれません、しかし≪パンサークロー≫は多少のダーティーなこともする普通の会社では駄目なんでしょうか、なんでいちいち人的被害が多量に出ることばっかりするかな。
(それはやっぱり一応は特撮ヒーロー括りだから? なんか違くね?)


まあ、いつものごとく悪巧みだったんですが、その結果、ホームレスになってしまった人たちの大量発生を受けて、とても素直に「存在税払いたい!」(アンドロイドだから必要ないよ、と断られた)(他の二人とはどう違うんだろう??)と言っていたハニーちゃんは、誰にだったか存在しているだけでいいじゃない、と諭されたらそれもやっぱり素直に鵜呑みにして反乱の陣頭指揮に立ちました、で、衆人観衆の前で変身していいのか。
(いろんな意味で、裸もそうだけど正体とかどうでもいいんかな?)
それにバースデーパーティに、そもそもアンドロイドであることをバラして孤立を画策させたお嬢様がフツーに出席しているんですが、突っ込みなし? いやいいけど。