#17「カガミ・ヨ・カガミ」

委員長さんはなんというか、無神経な上に失礼ですが誰にでもそんな感じの上(なぜ好いているはずのネギ先生の前でまで、素か)、ある種正直すぎていい人です。
えーと、ダンスが得意でドジで笑顔で勉強の出来ない子が。
それを仕方ない、と自分で言ってしまうのをネギ先生がそんなことないですよ! と返すところから始まるわけなのですがこの話。本当にいい先生だと思います、でもなんというかこう、成績が悪かろうとドジであろうとそんなことは瑣末でもっと他に大事なことがあるのだというのは、んー、そこが一番のウィーク・ポイント(愛想悪い)となっているヲタが量産されている現代だからこそ、案外真摯に響くような気もします。
能力よりもヒューマンスキルのが大事です(なぜ身も蓋もない内容にするか)。


ところでチャイナの女の子もネギ先生好きだったんですね。
というか、今現在、一体何人なのかがそろそろ把握できなくなってきたんですがどうでしたっけか? 最近立て続けに「なにか」に生徒が消されてしまっているので(物理的には消えてないみたいなんだけど)、あまり存在感の強くない彼女たちの出番が回ってきたのかな、というと結構容赦ない気もしないでもないですが、、、ごめん、やっぱ。
で、やっぱり前話と対比されると思うんですが、“鏡の中”の正反対の自分にそれでいいのかと問いかけられ、それでいいんだ、と胸を張るわけですよ。別にネギ先生だけを信じなくても他にも彼女がいつも笑ってることで救われてる人たちがいるというそんな顛末。
すごくベタな話で、なんというか、普通の学園ドラマでやったら鼻に付くんじゃないかと思うんですが、こういうものはどさくさの顛末の中でそんなに拘らず、さらりと語られてこそなんじゃないかと私は思うんですが、どうでしょう。