#12 教義の果てに

個人的に刹那(とロックオン、お姫様もわかりやすい)にはわりと感情移入が出来るので、わりと悪くなかったんですがそうでない場合はどうかわからんなぁ。というか、鬱々とした状態そのものはいいも悪いもないんですが、少々わかりにくいんですよね、状況が。
あ、今回はガン無視してきたサジ少年とガールフレンドのお母さん話良かったww
そっかー、両親を亡くした勤労少年(苦労知らずだからへらへらしてるわけではなくて、自分で生計を立てながらあの性格なら確かに信念だ)は認めるのか。いい人だ。
というか、パイロットや王女が若い分には良かったんですが。
(王女に即位するってなに? そういう概念あるのかしら、知らないなー。)
国連の特別大使が若かった辺りはちょっとアレルギーを起こしてて、あんまり触れたくない、50代半ばでも「若すぎる」の世界だ!(さすがにそれもどうかと思うけど)


で、あと、お姫様の教育係が敵対側の精神的リーダーになっているのだ、というのは話のアウトラインとしては悪くないと思うんですが、ちょっと正直鼻に付く、というか、もう少し自然な形で見せて欲しかったです。
なんか、あくまで一部の人間にしか知恵が備わってないみたいなのってどうもね。
(軍事は案外そんなものなので構いませんけど。)
とはいえ、一見して、どちらが敵なのか味方なのかわからない、とか≪ユニオン≫が参入し、曲がりなりにも正義としての立場にある、という皮肉さ辺りはわりと好きですね。けど、なんかわかりにくいんだよな、媒体がどうとかってんじゃなくて全体的に。
実際、ガンダム2機が戦ってる相手もよーわかりませんもん。
あくまで私は構いませんが(そのうちわかる)、『ガンダム』ってこれでいいのかしら。