#11 アレルヤ

毎度お馴染み苦労性のロックオン兄ちゃんが、眼鏡のことを(扱いがだいぶ違う)「かーわいいじゃないの」と言ったので、正直かなりえー、と思ったんですが。ああ、なるほど、高いプライドの裏返しの八つ当たりか、それはこうなんというか。
すでに兄ちゃんってばすっかり取り扱いに慣れてますね。
で、基本的には二重人格さんが。
自分が研究機関出身で、なんだか遺伝子をいじくられた、、デザイナーズ・チャイルドってのが一般的かな? そういう特殊な子どもだったので、自分の出身機関についての情報を作戦管理の女史に進呈、攻撃をするべきだと言い出したよ、という話。


にゃ、それは前のガンダム鹵獲計画に“自分の同類”の存在を確認したからの行動だとのことなんですが、ぶっちゃけて標準的なパイロットっぽく描かれているもので(腕でいうとそれぞれ得意分野があるって感じで上下がある気がしない)、そもそもそんなこと必要なのかしらん、と思ってしまうというか、正直ピンと来なくてね。
ガンダム本体が特殊っていうのはなんとか理解したんですけどね。
むしろ≪人革連≫の中佐なんかのほうが強い気がするしなぁ、一応まあ、非人道的な研究をしている、という規定事項として飲み込めないというほどではないんですが、なんとなく違和感があったのは否めず。多分ソレ、二重人格くんのキャラクタにまだ馴染んでないうちだから、ということと無関係ではないんだと思います。
なんか、研究所が壊されたあと、内心で中佐がほっとしてたほうに同調しちゃったというか(あちらの感情はわかりやすいんですよ)。別にその時点はその反応でもいいと思うんですが、研究所を壊すかどうかの二重人格の葛藤はきちんと見たかったなぁと。