#11

メイン・エピソードはどうかと思うんですが(葬儀屋さんは美味しいと思う、ちゅーか、俳優は悪いないんだよ俳優は、話のテーマがあっちこっちに飛ぶというか)、ゲストのほうが掛け値なしにいいことが少なくないのがなんとも言えないというか。。。
実に良かったです今回も、やっぱり“死”がテーマの話ってシンプルなのがいいね。


えー、メインキャラクタたちは「俺に言わせれば」とか、すでに認められた職業な上に別に押し掛けで仕事を行うわけでもなんでもない相手に対し偉そうに説教をしてのける無職の青年とか(ちょっと表現キツい気もするけど事実)。
なんか嫌な予感がする、と明らかに妙な態度を見せる依頼人に対し言う主人公に。
プロに徹しろよ、と自分が危機管理に完全に欠けた返事をする葬儀屋さん。
(でもまあ、彼の話は許容範囲ではあると思う、仕事の範疇をちょっと超えてるし、でも彼の表現が紛らわしかったことが原因の一つではあるわな。)
などを背景にして、妻を心から愛し、自分の妻を永遠に美しいままで、焼いて欲しくなどない、と言い切ってしまう旦那さんはよろしかったです。別に我が侭言ってもだだ捏ねても、それがそうなるに至る経緯さえきちんと描いててくれればいいのよね。


なんでメインのほうだけそう行かないんだ、なんであんな飛ぶんだ...orz
わりと終始一貫してるな、と思えるのは看護婦さんたちくらいなんじゃないのかなぁ(ゲストっぽいけどもう一人の女エンバーマーさんも可、キツいこと言うのがあかんってわけじゃねぇ)、まあ、女医さんは認めてくれて以降問題ないと思いますが、そもそもそれぞれが起こる間隔が短すぎるっていうか、あーもう、惜しい。