−22.裁判3(3/7)



行人「(目を伏せる)・・・空族、白色、でかいな、外部的な要因?」
黒 「“外枠”だ、中身は裁判所、、最高裁判所、だったかな?」
行人「大袈裟な、なんでそこまで」
黒 「意味は知らない。で、攻撃されててぇ、担当の俺が対処してたんだけど、
 中にまで影響するかもしんないから手伝って」
行人「そんないい加減な、(見回す)なにに?」
黒 「音、結構洒落になんないんだけど、一回に5秒ほどで不規則連続、向きも
 ばらばら、バリア張ってっけど、数回で崩されるから離れられん」
行人「足止め?」


黒 「だろうね、多分お前の。お前が直接手を貸すわけなかったのになー」
行人「手早く片を付けて、終わったら手伝いなさい。相手は何体ほど?」


――


紅砂「そう、柳氏に人間でここから抜け出せる可能性があるか聞いて欲しい」
 (答えて下さいますでしょうか?)
紅砂「仕組みや詳細はいい、ただ、在り方からして特殊ならばもしかすると、」